コンセプト2007年に携わった、曹洞宗大宮山東光寺よりご依頼を受け、永代供養堂「涅槃堂」の改修計画のインテリアデザインを手掛けました。富山県の素材・職人技にこだわり、空間の核となる涅槃堂では、職人の手で磨き上げられた漆喰や、漆の仕上げが多様な表情を見せています。仏が入涅槃した時に周りを囲んでいたと言われる「菩提樹」をイメージした天井は木工職人が一人で彫り上げた壮観な芸術作品です。訪れる人々が涅槃像の傍らで静かな祈りのひとときを過ごせるよう、隅々まで配慮した空間となっています。